名探偵・金田一耕助の孫である金田一一を主人公にした推理漫画『金田一少年の事件簿』(原作・原案:天樹征丸さん/金成陽三郎さん、漫画:さとうふみやさん)は、アニメ化や実写化もされる人気シリーズ。
ドラマでは実に初代から五代目まで制作され、いかに人気があったのかが伺えます。
そんなドラマシリーズで演じられた女優さんたちの現在の姿が話題になっているようですので、個人的に調べてみました!
ご注意!
この先、ネタバレを含むため、作品をこれから楽しまれたい方には読むことをお控えください。
以下はおもにWikipediaより引用、参考としています。
※自分よりわかりやすくまとめられたサイトはこちらです。
「金田一少年の事件簿」歴代のメインキャスト一覧!最新5代目の主演は道枝駿佑 | ciatr[シアター]
初代(1995年 – 1997年)
連続ドラマ第1・2シリーズ「金田一少年の事件簿」、単発ドラマ「学園七不思議殺人事件」、「雪夜叉伝説殺人事件」(スペシャル)、劇場版「上海魚人伝説」の5作品が制作されています。
金田一役には堂本剛さん。
美雪役のともさかりえさんは、第1シリーズ第2話「悲恋湖殺人事件」に別役でも出演しています。
▼当時の堂本剛さんと、ともさかりえさん
▼2022年12月3日のインスタで撮影されたともさかりえさん
二代目(2001年)
「21世紀の金田一少年」として、キャスト・スタッフともに一新。
美雪役の鈴木杏さんは連続ドラマ第2シリーズにて別役で出演しています。
金田一役には松本潤さん。
ビデオ・DVDのジャケットには制服姿のものがありますが、本編では不動高校のシーンがないため、制服姿の2人はほとんどないとのこと。
連続ドラマ第3シリーズ「金田一少年の事件簿」、単発ドラマ「魔術列車殺人事件」が制作されました。
三代目(2005年)
日本テレビ系で2005年9月24日、土曜21:00 – 23:09にて放送。
主な登場人物の設定・性格は大幅に変更され、初代や二代目の印象が強く残った人たちにとっては違和感があるものとなってしまいました。金田一役には亀梨 和也さん。
しかし本放送後に起きた不祥事の影響で長らくDVD化されることもなく、ここで活躍された女優についてもあまり詳しくは触れられていません。
不祥事自体は、亀梨さんやヒロイン役の人にはまったく関係ない事柄だっただけに、残念な結果となりました。
四代目(2013年 – 2014年)
2013年に単発ドラマ「香港九龍財宝殺人事件」、2014年に「獄門塾殺人事件」の2作品が放送された後、『金田一少年の事件簿N(neo)』のタイトルで連続ドラマが同年7月から9月にかけて放送。
まずは「香港九龍財宝殺人事件」で注目された川口春奈さんから。
ヒロインと犯人役で一人二役で登場 『香港九龍財宝殺人事件』川口春奈さん
▼ヒロインの「七瀬美雪」を演じた川口春奈さん。
ヒロインである美雪と、美雪に瓜二つの容姿を持つ犯人役のヤン・ランの一人二役を演じられた川口春奈さん。
現在はYouTubeでも活躍・声優としても挑戦されています。
▼川口春奈オフィシャル はーちゃんねる
▼2023年に公開された「マイ・エレメント」。川口さんは主人公のエンバー・ルーメンの吹き替えを担当。
▼主人公のエンバー・ルーメン
大ブレイクの前に犯人役で出演!『獄門塾殺人事件』での波瑠さん
こちらは2014年に放送されたもの。
原作でも屈指の人気を誇る『獄門塾殺人事件』を実写化した単発ドラマ『金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件』(2014年)には、マレーシアのジャングルを舞台に“4代目”金田一役の山田涼介をはじめ、韓国のトップアイドル・ニックン(2PM)や成宮寛貴、栗原類、三吉彩花といった旬なキャストが出演している。
そんな本エピソードで獄門予備校に通う予備校生・濱秋子役で出演していたのが、“若手実力派女優”として人気上昇中だった波瑠さんだ。濱は“共犯”という形で殺人に手を染めるキャラクターなのだが、金田一の推理によって追い詰められていく姿に、思わずハラハラさせられた。
Wikipediaより引用
波瑠さんはこの1年後、NHK連続テレビ小説『あさが来た』で主演に抜擢され、その名を世に広めることに。
▼「あさが来た」で出演された波瑠さん
犯人役のあとヒロインに!? 『銀幕の殺人鬼』上白石萌歌(かみしらいし もか)さん
同じく“4代目”での連続テレビドラマ『金田一少年の事件簿N(neo)』第1話「銀幕の殺人鬼」に犯人役として登場していたのが、『パリピ孔明』で脚光を浴びた上白石萌歌さん。
▼『銀幕の殺人鬼』での上白石萌歌さん
金田一たちが通う不動高校の映画研究部には、映画制作にかかわった者が命を落とすという恐ろしい噂・“スコーピオンの呪い”があった。この噂を受け、真相を突き止めるため撮影現場に潜入することになった金田一は殺人事件に巻き込まれていく。
本エピソードで映画研究部に所属する1年生・遊佐チエミ役を演じていたのが、上白石さんだ。実は、この遊佐こそが事件の犯人だった。
このエピソードでは犯人役としてゲスト出演した上白石さんだが、驚くべきことにこの8年後、彼女は“5代目”美雪役として本シリーズに戻ってくることとなる。 犯人役からヒロイン役へと転身を遂げた上白石さんは「まさか自分が美雪の役をやらせて頂けるなんて思ってもいませんでした」と、ヒロイン役のオファーに驚いたことを明かしている。“初心にかえるような気持ち”で撮影に挑んだそうだが、美雪を演じる上白石さんの姿を見れば、8年の月日を経て名女優として大成したことがとても感じられる。
▼パリピ公明で金髪のヒロイン、月見英子役として演じられています。
Wikipediaより引用
五代目(2022年)
こちらは道枝駿佑さんが金田一役、美雪役に上白石萌歌さんが担当されました。
最終話でゲスト出演!『オペラ座館 ファントムの殺人』山本舞香さん
▼右側が湖月レオナ役で出演された山本舞香さん
2022年に放送された“5代目”『金田一少年の事件簿』シリーズでは、道枝駿佑さんが金田一を演じている。本シリーズの最終章では、原作でファン人気がとくに高いエピソード『オペラ座館・第三の殺人』がはじめてドラマ化された。
そんな最終章のキーパーソンでもある、劇団「遊民蜂起」のヒロイン・湖月レオナを演じていたのが山本舞香さんだ。
劇団のヒロインとあって、ドレスを着こなす姿が印象的だった山本さん。
“美しすぎる犯人役”に目を奪われた人も多いだろう。
金田一の推理によって事件の真相が暴かれ、真犯人が明らかになっていくのが本作の見どころだが、山本さんが演じる美しいレオナが犯行を認め動機を語り出す様子は鬼気迫るものがあった。
『今日からヒットマン』ではキレのあるアクションが話題となり、いまやアクション女優としても人気の山本さん。彼女の麗しい“姫姿”をぜひ本作で目撃してみてほしい。
Wikipediaより引用
▼「今日からヒットマン」での山本舞香さん
まとめ!
かつて金田一シリーズで出演された現在の女優さんたちは、現在ではまったくイメージが違う形になっています。
注目されたのは、変わらぬ若々しさのともさかりえさん。
ヒロインと犯人役で演じられた川口春奈さん。
犯人役からヒロインになられた上白石萌歌さん。
大ブレイク前に犯人役で出演されていた波瑠さん。
最終話でゲスト出演された山本舞香さん。
当然ではあるものの、金田一シリーズのドラマを知らない人からすると、「もともとこんな作品にも出演していたのか!」という発見につながるのではないでしょうか。
これを機会に見返してみるのも良いかもしれませんね。